Author Archive for: shigekoba

About shigekoba

This author has yet to write their bio.
Meanwhile lets just say that we are proud shigekoba contributed a whooping 23 entries.

Entries by shigekoba

模倣

久しぶりのブログです。 今回は「模倣(まねる)」ということについて考えてみたいと思います。 赤ちゃんが身につけたり、覚えていかなければならないことは、大変な数になります。もし、親が一つ一つ教えていくとしたら、気の遠くなる […]

強制登校の是非

真面目でやる気満々の先生が、ほぼ1年間登校しぶりでわずかしか登校していない3年生の男の子の担任として取り組み出しました。 早朝に家庭訪問をし、親と一緒に登校準備をさせ、学校に半強制的に連れて行くようにしました。 4月、5 […]

「診断」と「アセスメント」

医学の世界では、正しい「診断」がくだされることはとても大切なことです。それによって薬が選ばれ、その他に安静にしているか、手術が必要かなどが決まってくるのです。 しかし、行動上の問題(孤立、乱暴、保育園や学校に行かないなど […]

100点でなければ0点と同じ

先日、小学校2年生の男の子で、友達とトラブルが目立ち、担任の先生は本当に困っているということで、相談がありました。 トラブルのもとは、順番のあるものは何でも一番、勝敗のあるものは何でも勝たなければ、自分の気のすむまで続け […]

「せんせい」と「おさかな」

本来は、3歳くらいの幼児が「チェンチェイ」とか「オチャカナ」と言うのは微笑ましい状況に思えるものです。しかし、この頃の年少組(3歳児集団)に「チェンチェイ」と言う子どもが入ってくると、「赤ちゃんことばだ」とはやし立てられ […]

日本語は苦手、だけど英語は得意

ことばが発達していく段階として、まず要求することばから出現します。お菓子やジュースなど好みのものは身につきやすい単語なのです。 この人は「ママ」ですと言うより、可愛いがってくれる、抱っこしてくれる、おいしいものをくれるの […]

大人になった自閉症

職場ではA君は間違いも少ない良い作業員として定着していました。指示をきちんと理解し、必要な発語も明瞭でした。そして、上司などの指示にも速やかに対応することができました。 ある日、機械の調子がよくないので何人かが集まって検 […]

一人っ子と長男・長女

「長男の甚六」とは、総領息子をあざけって言う どちらかといえば「お人よし」の「ぼんやり」者といったマイナスイメージの慣用語でした。一方、「一人っ子」はわがままで協調性が乏しくなり易いとされていますが、一人っ子で長男・長女 […]

「苦手」の意識化

大相撲での取り組みでも通常の位や実力を越えて得意・苦手といった相性の問題が取沙汰されることがあります。 個人的経験ではありますが、30歳前後の若いカウンセラーの時代に自分より年長でしかるべき肩書きのついているクライエント […]

「性格」は変わる、変えることが出来るのか?

人柄とか、個性とか言われるものは、概ね「性格」「人格」と言われるものに近いでしょう。源となっているのは、親から遺伝として伝わってきた「気質」とか「体質」というものなのです。生まれて育っていくところで、親・兄弟・姉妹など周 […]