Author Archive for: shigekoba

About shigekoba

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Entries by shigekoba

自閉症の特徴

世の中には話すことができない人も状況によっては話せなくなる人もいます。 少々前のことになりますが、私のかかわっていたお子さんに知的遅れをもつ自閉症(養護学校高等部)の男の子がいました。ある日、その親御さんから電話があり、 […]

「サヨナラ」が「ラァ~」

発達に問題のあるお子さんで、「サヨナラ」と声をかけると「ラァ~」と手を振りながら大声で反応する方がいらっしゃいます。 サ・ヨ・ナ・ラという発声は「ヨ」がベロ(舌)が下に抑え込まれますが、「サ」「ナ」「ラ」は3つとも口蓋( […]

「落ちこぼれ」にならないために

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 幼児の時期に「落ち着きがない」とか、「乱暴だ」などの理由で園から診察を受けるようにすすめられるお子さんがいらっしゃいます。 お医者さんは「多動症」「 […]

大晦日にあたり

『カウンセリング』が一般に口にされるようになって60~70年と経過してきました。 カウンセリングというと、「全面的な受容」によって相談にいらした方の「自発的な解決力を甦(よみがえ)らせる」ものと信じられてきました。確かに […]

「お世辞・おべっか」と「褒める」こと

こどもの「躾 しつけ」には、「叱る」と「褒める」をうまく使い分けることが必要と言われています。指導・訓練でも同じことが言えます。しっかり「褒めることが大切ですよ」と親御さんにアドバイスすることがよくあります。ところが中に […]

『自閉症』とは?

「自閉症」というのは「閉じこもっている」のでしょうか? 文字通りに見れば「自ら」「自分の殻の中に」「閉じこもっている」ことになるでしょう。しかし、50年以上も「自閉症」の方々を応援してきた経験からすると、初めの頃はいわゆ […]

緘黙とは

「緘黙(かんもく)」というのは、全く口を利かないか、または利けないことを言います。先日、専門機関で「場面緘黙」と診断を受けた小学生のお子さんを連れて、ご両親が相談にみえました。「選択(場面)緘黙」というのは、家では普通に […]

発達障害は病気なの?

「発達障害者支援法」には「脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」が発達障害である と定められています。 本来、「病気」というのは「どこが」「どのように傷があるとか炎症を起こしているか」「その結果と […]

お父さんが非協力的な家庭が多いって本当?

ご両親がまず、「発達障害」があるとされるお子さんの行動を正しく捉えることが肝要です。 お母さんは、講演会に出席したり相談機関で指導を受けたりして、お子さんの行動を理解し、対応の仕方を勉強しておられることが多いようです。お […]

問題の「ある」「なし」の見分け方

「発達障害」のある方の示す個性的な行動は、ときに一般の人には理解を越えるものもあります。それらが問題行動(症状)なのか、そうでないのかを見分ける方法はあるのでしょうか。 これは当人の問題ではなく、親や先生など、周囲の人が […]